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第110回ワークショップ
コロナを機に国土が変わる、社会が変わる
-不動産と鉄道から見える人々の本源的需要-
日 時:2023年3月5日(日) 13:30~17:00
実 施:Zoomによるオンライン開催
主 催:現代経営学研究所・神戸大学大学院経営学研究科
【趣 旨】
2020年に始まった新型コロナウイルス(COVID-19)の流行は人々の生活を大きく変えた。特に、人々の活動の場所や移動の形態が変わった。このことは、国土や社会が変わることにつながり、今後もその影響が続くことが想定される。
COVID-19の感染機会を減らすため、人々の対面での活動とそのための移動が制限された。このような状況で、鉄道事業者は自らの顧客に対し、車内や駅構内の放送を通じて、テレワークや時差通勤等の呼びかけを行った。特に、テレワークの呼びかけは、現に鉄道を利用している顧客に対し、鉄道の利用をやめさせるという通常では全く考えられないものである。
テレワークはこれまでも推進されたにも関わらず、容易に実現しなかった。しかし、コロナ発生を機に、様々なオンライン活動は個人の保有するパソコンでも十分に可能であることを人々が知ることになった。このことは人々の活動に対する不可逆的な変化をもたらす可能性がある。
国土の面で大きいのは土地利用の変化である。都心のオフィスの移転や縮小、テレワークのための自宅リフォーム、地方への移住、さらには、就職しても引っ越さない、進学しても引っ越さない、といった社会も空想とはいえない。
今回は、人々が活動を行うという本源的需要を満たすための、活動場所の提供という不動産事業、活動場所への移動の提供という鉄道事業、から見えるコロナ後の国土と社会の在り方について考える。
【プログラム(予定)】
13:30-13:40 プロローグ 三古 展弘(神戸大学大学院経営学研究科 教授)
13:40-16:00 ご講演1~4 *途中休憩をはさんで各30分ご講演いただきます(五十音順)
原 友哉氏(阪急阪神不動産株式会社開発事業本部開発推進部 課長)
前田 勝氏(京阪電気鉄道株式会社経営企画部 部長)
水谷 淳氏(神戸大学大学院海事科学研究科 准教授)
森本 耕司氏(近鉄グループホールディングス株式会社総務部 CSR担当部長)
16:00-16:50 パネルディスカッション
パネリスト:原 友哉氏、前田 勝氏、水谷 淳氏、森本 耕司氏
モデレータ:三古 展弘
16:50-17:00 エピローグ 三古 展弘
【参 加 費】
一般会員・学生会員:無料
非会員:1万円
<問い合わせ先・お申し込み>
現代経営学研究所(RIAM)事務局
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町2-1 神戸大学大学院経営学研究科内(第三学舎一階)
TEL:078-803-6985 / 078-805-1623 FAX:078-805-1624 E-mail:bi@trais-out4.sakura.ne.jp
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*参加をご希望の方は、2月24日(金)までに事前お申し込みをお願いします
*お申し込み後、1週間経過しても事務局担当者から連絡がない場合は、メール不達の場合がございますので、お手数ですが事務局までお電話にてお問い合わせいただきますよう、お願いいたします
